一生賃貸を後悔してる?

私は今、ベトナムのハノイに住み、あの疫病前は経済成長率が8%の地域に住みんでいます。疫病が終息するこれからは、また8%-10%という、高成長を続ける最中に身を置くことになるでしょう。

こうした中にいると、聞くのが、不動産で儲けた話。3部屋マンションを購入し、3年後に2部屋を売り払って一生分を稼ぎ出し、今は悠々自適に、残りの1部屋で暮らしてる、とか、2000万円で購入したマンションを2年後に3800万円で販売した話など、インフレ下にいる人たちの儲け話には枚挙にいとまがありません。

今まで日本は、デフレの時代であり、一生賃貸は損? 後悔してるのだけど?という問いかけに対して、そんなことありません、といえてきました。

賃貸を選択した方は勝ち組です。なぜなら今、ローンという負債を負ってないからです。ローンを持っている方は、自分の家という固定されたものを持ち、ローンを支払い終わらない限り、そこに引っ張られます。

そして、自分の家は錆びついていき、ローンの払い終わる頃には家の価値はなくなり、土地の価値だけが残る、そして、その土地の価値は購入した時とそれほど変わらない、

失われた20年といわれる、この2000年に入ってからの時期はデフレの時期であり、デフレであるからこそ、賃貸は勝ち組でした。

一生賃貸 後悔? 変えるなら今!

だけど、これからは違います。世界は過去の歴史を見ても、産業革命やiT革命に見られるように技術革新で、世の中が大変動します。

私が生きてきた中で1996年からの10年はまさに大変動でした。ネットの力をうまく利用できた人たちは先行者利益で、今は悠々自適な暮らしをしています。

そして、世界が変わるのが技術革新以外であるのが、疫病です。疫病は色々なことを世にもたらし、世界を変えます。今回の疫病では、世の中の人が、東京の大都心に通わなくても仕事ができることや、多くの中間管理職がふようではないか?など、色々気づき始めました。

そして、個人が自分のスキルを売れるプラットフォームも確立してきて、個人の能力がある方はどこかの団体に所属しなくとも、稼げる環境が整ってきました。

まさに大変動です。

もう一つ、ベトナムに在住している立場からいうと、皆さんのスキルは世界と勝負しなければならない環境になってきているということです。ベトナムにいると、ITスキルはもちろん、語学スキルに長けた方が、たくさんおられます。

同じスキルを提供されるなら安い価格で、と思うのが世の常。インターネットの発達で、特に何かものを実際に作るようなことでない場合、世界が相手となり、あなたの仕事は他の国の人に奪われてしまう可能性が大なのです。

日本はたまたま島国で、今までは世界の競争下に置かれることは少なめでしたが、インターネットにより、国境を超えてサービスが提供されることとなり、気づけば世界と戦わなければならない時代がもうすぐそこにきていたのです。

一生賃貸 後悔? インフレに強いのはどこ?

こんな中、今言えることは、これからはインフレということです。インフレ下に置いて投資先として、良いといわれるのが不動産。

今までは、一生賃貸の方に、それはオッケーです、と言えていましたが、これからは違います。不動産はインフレ時には、現金よりもいい資産となります。それは時代が証明しています。私の祖父も実は、不動産で成り上がりました。

ということで、一生賃貸で後悔、と思っている方は、2023年の今が動く時です。今ならまだ間に合います。ベトナムの経済成長率だけ見ても、昨年は2%程度に落ち込みましたが、これから復活していくのは目に見えています。

株もそうですが、みんなが買わない時が買い時です。もう来年には遅いかもしれません。今すぐ、色々行動しましょう。

さて、とはいえ、すぐに家を購入する、と言った行動はできないものです。そんな時にお勧めしたいのが、不動産投信。REITと呼ばれるものです。インフレなら不動産。そのことは歴史が証明しているので間違いありません。

そして、実際私はベトナムで不動産長者を見てきました。あとで勉強しよう、そう思う方は、今すぐ証券口座を作って、給料の2割を目安として、投資してみましょう。負担に感じる方は1割でもいいと思います。

その際のコツは、手数料の下がった今だからできる、ドルコスト平均法の考え方をつかって、上がろうが下がろうが、ずっと定額を買い続けていくことです。これからインフレが見えている今、ドルコスト平均法の威力はさらに増します。

ぜひ、口座を作ることをお勧めします。なぜならやったことがないことは、行動しないと、永遠に行動できないからです。この記事を読んだ今がチャンスです。